カタログギフト
結婚式シーズンで出費がかさむ。
引き出物として頂いたカタログを見ていて、ファミリー向けの品が多いことに今更気がついた。
独身の頃は、食器セットや乾物、調味料セットに全く興味がなかった。食品のカタログから、酒のつまみになりそうな、日持ちのするもの(大抵はソーセージ)と交換していた。
結婚し、娘が生まれ、あのカタログのラインナップの意味を知った。
家族ができてから何かと家に人が来るようになった。孫の顔を見に両親がくる。夫の友達がくる。娘が成長すれば、ママ友というものができるかもしれない。
カタログにある食器セットは品が良く、どこに出しても恥ずかしくない感じがする。こういった食器は普段は使わないが、必要な時はいつかくる。「いつか」は突発的にやってくる。
食器セットは買うと結構するので、必要とわかっていても後回しになってしまうのだ。「手に入れられる機会があるなら用意しとかない?」カタログギフトはそう言っているのだ。たぶん。
旅館で使われていそうな重厚感ある丸盆や花瓶も「何かあった時のために」用意しておいた方がいいものなのだろう。余談だが、これから結婚する人は、新居に花瓶を用意しておいた方がいい。花束をもらう機会が多いのだ。私はそんなこと想像もしなかったから、友人にもらった綺麗な花束をバケツに活け、花瓶を買いに走った。
乾物や米は「必ず使うものだから貰えると嬉しい」ものだ。独身の頃は、どんこや昆布のありがたさがわからなかった。美味しくて、かさ増しできて、出汁までとれて最高じゃないかと今は思う。米のありがたさは言うまでもないが、10kgの米で1ケ月はしのげる。米代が浮くうえに、おいしいブランド米が食べれるなんてラッキーだ。
と、所帯じみた話を続けるのも何なので、カタログギフトで交換してよかったもの、悪かったものの話。
【よかったもの】
象印の布団乾燥機
マットとホースが不要なのに布団がふかふかになる。私はひどい花粉症で、2月から5月上旬まで洗濯ものがいっさい外に干せなくなるが、これのおかげで、シーズン問わずふかふかの布団で眠れるようになった。
一般的な布団乾燥機は袋に温風を入れて膨らまし、袋にこもった熱で布団を温める。この袋が大きくてたたむのがめんどくさいのだが、この乾燥機は、機械を直接布団に乗せてスイッチを入れるだけなので楽。
象印 ふとん乾燥機 マット&ホース不要 ブルー RF-AA20-AA
- 出版社/メーカー: 象印(ZOJIRUSHI)
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: ホーム&キッチン
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iwakiの耐熱ガラス保存容器
優れているところは3つ。
1.丈夫。
2.蓋をしたまま電子レンジにかけられる。(蓋を外せばオーブンもOK)
3.油もの、酢もの、熱湯OK。
ガラス製だが、落としたくらいでは割れない。
一番使い勝手のいい大きさは、容量450mlサイズ(外寸12.8*13*5.5cm)。ちょうどカレー1人前が入る。グラタンもこれで焼く。
容量1.2Lサイズ(外寸18.5*18.5*5.5cm)は残り物の保存や、マリネなど酢のものを使った料理に役立っている。
写真の通り、同シリーズで揃えればスタッキング可能なので、冷蔵庫がすっきりする。
一人前ぶんずつ冷凍された牛肉
焼き肉1回分が2、3包みと、サイコロステーキ1回分のセットで、今まで一人じゃ頼めなかった肉も頼める!という素晴らしい品。確かタカシマヤのカタログで見かけたと思う。
【失敗したもの】
スティックタイプの掃除機
ちょっとした掃除用にと、お試し感覚で交換したが、とにかく重い。スティックタイプの掃除機は現物を持ってみてから買った方がいい。長時間かけているわけじゃないから3kgぐらい持てるだろうと思っていたが、全然持てなかった。
考えてみれば、日頃使っているコード式の掃除機は、本体にタイヤがついていて、使用中は引きずっている。持ち上げているノズルの重さは1kgもないのだ。
紳士雑貨類
夫の話。その昔、たまたまキーケースが必要だったので引き換えたが、箱をあけた時のガッカリ感は半端なかったそうだ。予算内で無難なものとなると、どうしても安っぽい感じのものになってしまうらしい。
高級なカタログのことは知らないが、ご祝儀3万の引き出物だとガッカリ感漂うものしかないのだとか…。